Resort House Yamanaka:
林の中に溶け込むリゾート施設
外務省の山荘。建物がまわりのもみの木やカラマツの林に調和し、溶け込むように、建物の高さを周りの木々より低く抑え、もみの木の尖がったイメージを屋根に表現している。庇を2mの深さをとったのもそのためであるが、冬の積雪によって雪がバルコニーに落ちない工夫でもある。7寸*の通し柱(全て米松の無垢材)を数十本使用し、屋根は銅板葺きなので、色の変化が楽しみ。
部屋の構成は家族、グループ、カップル、各々が相応しい部屋を選べるように計画してある。各部屋はトイレ、洗面、吹抜けロフト付き。風呂のみ共同。お客さんの評判が良く、リピーター客が多いそうだ。
* 21cm